エレキギター弦比較レビュー【SIT STRINGS編/3種】
SITアーティストの大村孝佳でございます。
今回はSIT STRINGS初の(練習好きみんな大好き)コーティング弦である
『CRT(CS946)』が手に入りましたので簡単なレビューをしました。
普段は「PN946」と「S942」を使っていますので、そちらのレビューも一緒に載せました。
前に紹介した時とは少し仕様を変えましたので、更に参考にして頂ければと思います。
~SIT STRINGSの簡単な紹介~
このブログを遡って頂くと20社以上40種類以上のエレキギター弦比較レビューを行なっております。
その中で僕が自分に一番合う弦がSIT STRINGSでした。
「合う」というのも手指の感覚やサウンド、弾き心地や弾き易さだけでなく、
普段の演奏環境やライブ現場、オープンエアー等の非常に過酷な現場や状況でも
チューニングが狂わなかったという経験や体験も含んでいます。
今回も過去のレビューも個人的な好き嫌いではなく、ほぼほぼ感覚的な部分を大切な
要素として書いていますので、皆さんそれぞれが持つ好みの弦タイプに引っ掛かり易く、
気になっていた弦がどうか比較的分かり易いと思います。
現在使用されている弦が僕とどのくらい感想や印象に違いや差があるかもぜひ調べてみて下さい。
ご自身の手指の感覚や特徴を知る機会も増えると楽しいですよ。
- 使用ゲージ:009, 011, 016, 026, 036, 046
- 試奏ギター:ESP SNAPPER Ohmura Custom、EDWARDS E-SN-185TO
- テンション感:柔らかい〜普通♥♥ or ♥♥♥
- 太さ:スタンダードよりもほんのほんの少し細く感じる。
- 音質:パリッとしていて非常に明瞭なサウンド。S946寄りの印象。
- 弾き心地:テンション感に不自然さはなく、ピックへの食い付きが強い。
- 触り心地:PN946やS946と比べてややザラつきがある。
- おすすめピック:大きさは関係なく引っ掛かりの少ない滑らかなピックが合う印象。
- クセLEVEL(5段階):4♥♥♥♥
- 包装:ビニール密閉+2本1セット×3紙包装
- その他:SIT STRINGSの初コーティング弦です。
巻き弦に「Corrosion Resistant Technology(CRT処理)」をしており、
SITの持ち味であるチューニングの安定はそのままに、耐食性に優れた製品となっています。
※他のモデルと同様に1弦&4弦、2弦&5弦、3弦&6弦の包装セット。
- 使用ゲージ:009, 011, 016, 026, 036, 046
- 使用ギター:ESP SNAPPER Ohmura Custom
- 使用理由:ピュアニッケルの比較的落ち着いたトーンや、音に奥行きが出る感覚が好きな為。
自分の手指にテンション感も非常に合う印象。 - テンション感:柔らかい〜普通♥♥ or ♥♥♥
- 太さ:THE スタンダード
- 音質:クセがなくパワフル。ライヴや普段しっかり弾く人向けの印象
- 弾き心地:フィンガリングのテンション感は柔らかいが、ピッキングはしっかりした印象
- 触り心地:つるつる寄り
- おすすめピック:滑らかで尖ったピックの方がアタック感を出しやすい
- クセLEVEL(5段階):3♥♥♥
- 包装:ビニール密閉+2本1セット×3紙包装
- その他:チューニングの安定を高める「STAY IN TUNE加工」が施されている。
材質はピュアニッケル。
- 使用ゲージ:009, 011, 016, 024, 032, 042
- 使用ギター:ESP SNAPPER Fujioka Custom
- 使用理由:ゲージに関しては藤岡さんが009~042を使用していた為。
また、少し細いゲージとなるとテンション感が緩くなり、
少しピッチが不安になるので、PN946よりもテンション感が強めの本製品を選択。 - テンション感:きつめ♥♥♥ or ♥♥♥♥
- 太さ:若干太い印象
- 音質:張り立てから落ち着きはあるが煌びやかさも十分ある
- 弾き心地:アタックが出やすくクリア。両手共にしっかり弾き熟す大人向けの印象
- 触り心地:つるつる寄り
- おすすめピック:ティアドロップタイプのような少し大きめでしなるピックに合う印象
- クセLEVEL(5段階):3♥♥♥
- 包装:ビニール密閉+2本1セット×3紙包装
- その他:こちらの材質はニッケルプレーテッド・ワウンド弦。
0 comments