LIV MOON『Symphonic Moon』曲解説〜”心月世”編

今日も曲紹介だーー!!2月号ヤングギターのLIV MOONのインタビュー記事はもう見てくれたかな? このブログは超細かいぞリリース日まであと4日!! 頑張るぞ!
LIV MOONオフィシャルサイトhttp://www.jvcmusic.co.jp/livmoon/ここ↑で試聴も出来るよん。
今回書くのは『M07. 心月世
バッキングギター白玉が多い曲なので、アルバム中でも一番シンプルだと思います。しかし、これもキーがFmやA♭m等の♭コードなので、弾き慣れていないギタリストは必ずクリア出来るようにしましょう。チューニングを半音下げて練習するのも良いと思います。
Cメロはダウンピッキングでズンズン弾きますが、そんなに重い印象にならないように、そんなにプレッシャーを与えてません。対してDセクション(ギターソロ)のバッキングでは、7弦ギターの重さを強調するために、ブリッジミュートのプレッシャーを強めにしています。ですが、あくまでもピッチが狂わない程度に。
サビは7弦でもコード感が出やすいように、和音とミュートするシングルノートを完璧に分ける事が大切ですね。僕の考え方としては、7弦を自然に聴かせる(6弦と同じように)事を前提として弾いているので、ヘヴィーに聴かせれば良いという弾き方ではないです。なのでMASAKIさんのベースも綺麗に聴こえるように注意して弾いています。
ちょっとわかりやすくなる説明書・♭コード:五線譜に♭がたくさん。・ダウンピッキング:メタルリフで多用される奏法。・プレッシャー:ここでは力加減。・シングルノート:単音のこと。コードは和音。
ソロギターCメロのメロディはとてもストレートな弾き方です。隠し味みたいなものがないので、とにかく繊細に弾くのが大切。Dセクションのギターソロは、Fm→A♭m→Dmと転調しますが、コードやタイミングを頭に入れておけば大丈夫。
前半はとてもベーシックな形のアルペジオフレーズですが、16分音符の長さやリズムをタイトに弾けるよう頑張りましょう。中盤(A♭mキー)で右チャンネルに入るややこしいフレーズはタッピングフレーズです。
後半(Dmキー)は7/4、最後は4/4に戻る拍子となります。サビの二回しから出てくるアルペジオもベーシックなものです。メロディもマイナースケールとマイナーペンタのフレーズです。超絶な速弾き!とかはありませんが、リズムや変拍子に合わせて弾いているものが多いので、とにかくタイミングやキーを把握することが大事なギターソロですね。
ちょっとわかりやすくなる説明書・アルペジオフレーズ:ここでは和音ではなく分散和音です。・右チャンネル:右側で聴こえる音のこと。・マイナースケール:暗いイメージの音階。・マイナーペンタ:これもスケール(音階)のこと。ブルーズや 演歌等、どんなジャンルでも使われるスケールです。
次回は『M09. The Last Savior』の解説だよん!お楽しみに!!(^Д^)/

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