LIV MOON『Symphonic Moon』曲解説〜”The Last Savior”編

今日も曲紹介だーー!!リリース日まであと4日!!頑張るぞ!
LIV MOONオフィシャルサイトhttp://www.jvcmusic.co.jp/livmoon/ここ↑で試聴も出来るよん。
今回書くのは『M09. The Last Savior
バッキングギターイントロはKey.西脇さんのギターキッズへのプレゼントのようなリフですね。それに対抗するように僕は80年代風の中域に特徴のある古めで艶のあるサウンドを選んでみました。6弦はズンズン鳴るけど、5弦からは張りが目立つサウンドです。Bメロ~サビはシンプルにコードをジャーンと鳴らすだけですが、音が埋もれないようにしっかり手首のスナップをつかって弾きましょう。
ソロ前のDセクションはダウンピッキングではなくオルタネイトで弾いています。和音とシングルノートを16分で完璧に分けるのがかなり難題なリフなので、出来なくても良いですって感じです(笑)アウトロ一番最後のフレーズもDセクションのリフですね。
ちょっとわかりやすくなる説明書・オルタネイト:オルタネイトピッキングの事。アップダウン・ 上下交互にピッキングする奏法。・アウトロ:イントロは前奏部、アウトロは終奏部。
ソロギター導入部はAハーモニック・マイナー・スケール、連結部はGフリジアン・ドミナント・スケールになっています。ソロ前半はBハーモニック・マイナー・スケールを基本として使い、完全にイングヴェイのギターを意識したソロになっています(笑)
中盤Dmにキー転調します。ここでもハーモニックマイナーを使っていますが、音階の並びを変え、オリエンタルな響きのフレーズにして弾いています。他にもミクソリディアンやマイナーペンタを使って、複雑で難解な音の階段・列を作り上げています。
後半はテンポがガクッと下がり、とてもメロディアスなフレーズ展開となっています。Key.西脇さんと全てハモっていますが、こんなことを日本で出来るとは思っていなかった程の超絶ソロですねこんなの弾けるプレイヤーがいるなんて本当素晴らしい!!技巧派にはぜひ挑戦してもらいたい曲です。
ちょっとわかりやすくなる説明書・フリジアンドミナント:ハーモニックマイナーと同じ響きを持った スケール。・イングヴェイ:ロックギター界の革命児、王者。

次回はついに最後の解説『M10. 堕天使の笑みだよん!お楽しみに〜!!(^Д^)/

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